ずい分と前に、キャンプで使うためにsnow peakのフィールドクッカーPRO.1を購入しました。
実際にキャンプで使用したのは5～6回だけで、大掛かりなキャンプをすることが少なくなり、二番目に大きなポット以外はほとんど使用しなくなり、押入れの中で眠っておりました。
「サビ付いたフライパンを再生してみる！」（↓）でもシーズニングしていますが、
今回はアウトドア用フライパンなので、少しやり方が違います。
重複してしまうところもありますが、ご一読ください。
1 フライパンの状態確認
「フィールドクッカーPRO.1」のセット内容は画像のとおりで、フライパン、フライパン＆ポット兼用ハンドル、大・中・小ポット、同ポット用蓋3種、メッシュバスケット、鍋つかみ、画像には写っておりませんが収納用のネットがあります。
このセットのフライパンは鉄製です。
フライパンの様態はこんな感じで、サビているように見えているところは前回のシーズニングの跡で、オイル成分がコーティングされているところです。
しばらく使っていなかったので、表面のベタつきがくどくなってしまったので洗ってみます。
2 フライパンの洗浄
僕はフライパンを洗うときは、基本的に洗剤を使わず洗います。
少し熱めのお湯を流しながら、普通のタワシで汚れが落ちるまで軽くこすり洗いするだけです。
3 水分を飛ばしオイルを馴染ませる
フライパンを洗い軽く火にかけ水分を完全に飛ばしたら、目玉焼きを焼くときより少し多めのオイルを垂らして、
パンの部分の内側全面に行き渡らせてから、
弱火～中火の間で少し煙が立ちのぼってくるまで加熱します。
パンの部分の内側全面にオイルのコーティングができたようなら、オイルポットに余ったオイルを戻してフライパンを触れる位になるまで冷まします。
4 シーズニングする！
フライパンが素手で触っても熱くない程度に冷めたら、表面に残っているオイルをキッチンペーパーでパンの部分全面になるべく均一になるように伸ばしてから、
極弱火で煙が立ってくるまで焦げ付かないように慎重に加熱します。
加熱により中央あたりにオイルが集まってきている内は、少しオイルが多めなのでフライパンが冷めてから、再度キッチンペーパーでパン全体に伸ばして焦げ付かないように再加熱します。
この作業を三回も行うと、キッチンペーパーがオイルを吸って新たにオイルをフライパンに垂らさなくても十分に塗り広げることができるようになるので、シーズニングが進んでいないようであれば、根気よく「塗り伸ばして加熱する」を繰り返してください。
オイルが不足気味な場合は、一滴か二滴垂らしてできるだけ薄く全面に塗り伸ばしてください。
・煙が立ってきたらすぐ火をとめる！
・フライパンが冷えてからオイルを全面に薄く塗り伸ばす！
・極弱火で加熱し焦げ付かせない！
5 目玉焼きでテスト！
塗り広げと加熱を五回繰り返したフライパンの状態です。
前回のシーズニング時とあまり変化を感じられませんが、表面のベタつきは確実に減りました。
シーズニングが上手くできていれば焦げ付いたりしないはずなので、目玉焼きでテストします！
白身が全体的に固まってきたらフライパンを小刻みに振ります。
目玉焼き自体がフライパンの上で浮いた状態になり、焦げ付かずに上手く焼けているようです。
フライ返しやお箸を使わずにお皿に移します。
フライパンに焦げ付き無し！ 目玉焼きテスト成功！ シーズニング成功！
6 シーズニングの方法 まとめ
アウトドア用のフライパンは、台所で使うフライパンとは違い頻繁に使うものではないで、今回はシーズニング（冷ましてからコーティング＞煙が立つまで加熱）を五回行いました。
イメージとして、シーズニングの層を五重にしてフライパンの表面に焼き付けたという感じですね。
一番注意する点は、焦げ付かさせない！ということです。
焦げ付いたままシーズニングを進めると、全体的に黒くなり一見見栄えが良くなるのですが、そのフライパンで肉や魚を焼いてみるとすぐ焦げ付いてしまい、新たな焦げ付きがどんどん広がりせっかく焼いた肉や魚だ台無しになり、フライパンも焼く度に洗い直しが必要になりなす。
シーズニングは最低三回～五回は行い、コーティングの層をできるだけ厚くすればそれだけ調理するときの焦げ付く率が減りますし、片付の手間もキッチンペーパーで軽く拭き取るだけで済み、洗う手間が省け時間の短縮に繋がります。
簡単にできる方法の一つとして参考にして頂ければと思います。
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