アウトドアで火を焚いて、何か作って食べるのはとても楽しいですよね!
先日近くの里山に行って、こんな感じで沢の水を沸かして
カップラーメンを作って食べてきました。
たったそれだけのことなんですが、とても癒やされてきました。
でも焚き火で使った後のクッカーって必ずこうなりますよね。
このまま洗いもせず使い続けるとドンドンとスス汚れが積層化され、ちょっとやそっとじゃキレイにできなくなるような気がして、とりあえず洗ってみることにしました。
メラミンスポンジで洗う!
使うものは、メラミンスポンジとたらいと水だけです。
たらいに水を張りメラミンスポンジに水を含ませたら、ススの付いている部分をひたすらこすり洗い落とします。当たり前ですが底面は特に汚れが酷い状態です。
力を入れずにこすってもそれなりに落ちるのですが、メラミンスポンジに親指と人差し指の爪をめり込ませて強く押し付けながら洗うようにすると、割りと早く洗い落とせます。
側面も同様にして洗います。ススの付き方にもよるのですが、ヤニ(脂)成分の多い薪を焚いて付いたスス汚れは、そう簡単には洗い落とせません。根気よく力を入れて強めにこすります。
まだ全面洗い終えていませんが、ようやくメーカーのロゴが読めるようになってきました。
この状態になるまでに3~4分かかりました。
・エンボス加工部分を洗う
画像のようにエンボス加工してある部分を洗うときも、上記と同じようにメラミンスポンジに爪をめり込ませて力を込めて強くこすり洗いします。
ロゴが立体的になっているので少々洗いづらいのですが、文字と文字の隙間にメラミンスポンジを潜り込ませて洗えば割りとキレイになるようです。
・底面文字入り部分を洗う
洗剤などは一切使用せずに洗っておりますので少々疲れますが、汚れの酷い底面も
水を含ませてひたすらこすり洗いするだけで
ここまでキレイにすることができました。
仕上げに別のスポンジで全体を軽く洗い流せば、スス汚れの洗い落としは終わりです。
洗い終えた後のメラミンスポンジはこんな状態になりました。爪を立てて強く押し付けてこすり洗いしたので、普通のスポンジのように形が元通りには戻らず、消しゴムのような感じで自らを削りながら汚れを巻き込んで落としているようです。
メラミンスポンジの威力
メラミンスポンジは一応スポンジとは言いますが、例えるともの凄く目が細かくて柔らかいサンドペーパーのようなもので、それで樹脂製品やプラスティック製品をこすり洗いすると少なからず傷が付いてしまいます。
画像の容器は綿棒が入っていた透明なプラスティック製のものですが、試しにメラミンスポンジに水を含ませて軽く30回ほど縦方向にこすってみました。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、白く細い擦傷が無数に付いてしまいました。
ガラスや陶磁器、金属製品などを磨いてキレイにする場合はメラミンスポンジはとても良いと思いますが、樹脂やプラスティック製品、特に透明なモノの場合は擦傷のようになり白く目立ってしまうので、使用する場合は注意が必要です。
アウトドアのフィールドで、洗剤を一切使わず水のみでクッカーを洗う場合、メラミンスポンジがあれば少なくても外側についた煤汚れはそれなりに洗い落とせると思います。
内側の食材での汚れはできるだけティッシュで拭き取り、それでも綺麗にできない場合は、お湯を注いで軽く洗ってから全部飲んで処理しています。
なるべくフィールドで痕跡を残さないための心がけの一つです。
現地で落としきれなかった汚れは、お家に帰ってからセッセと洗えばいいことですから…
ボンスターもかなりの優等生です。
ぜひ一度、お試しください^^v